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センスフルな鉄の家具材料を作る会社

大阪勧業展にいきました。

そこで鉄の加工をされている谷口商店さんが、鉄の家具材料を出展されていました。

木工の家具で使用する鉄の材料です、たとえばL金具だったり、椅子の脚 だったりと聞いただけならとても地味な内容に感じられるかもしれませんが、百聞は一見にしかず。

どれもセンスの良い造形に加工されているので、パーツ単体として見ていても飽きないものになっています。

制作されている谷口芳國 さんは、染め物をやっておられたそうです。染め物に使っている柄を工場のレーザーを使って鉄で再現したという和物の鉄アイテムです。

実は実家が鉄加工の工場なので鉄の加工は本業になるのだそうです。

ホームセンターで売られている無味乾燥な鉄の金具と比べるととても洗練されたものですが、木工の世界では金具というものは表に見せないようするそうです、こちらの部材は見て楽しんでもらい、かつ実用性もあるというものです。

ここでは実家の設備を存分に活かしてとても繊細な柄を実現されています。

透かし柄のチェストの扉や、スリット加工に金魚のシルエットをいれた鉄の小さなCDラックなどは、上質なアートの雰囲気を醸し出しています。

あえて自作の家具を作るのではなく、材料に特化したのは、実家の工場を最大限有効に利用できると考えてのことだそうです。

工場とは別に阿倍野にショールーム&CAFEをされていて、今後はここを中心に、本格的にネット等での販売や、この部材を使った家具制作のワークショップなどをされるそうです。

大阪に1つ目が離せない場所ができました。

写真は 谷口商店 さんのWEBサイトから 貼り付けさせていただきました。http://www.tanishou.co.jp

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