チャンスの前髪:壁紙とハンドメイドの出会い
少し前の話ですが10月にあった 「2018年 大阪手づくりフェア」 での注目商品をご紹介します。
手づくりフェアは ハンドメイド商材を販売しているメーカーさんがメインのショーですが、付随してハンドメイドの商材を販売している業者さんや、ハンドメイドを教えている先生なども出店しているという幅広く現在のこの市場の様子が見て取れるショーです。
その販売業者のブースでとても賑わっているお店をみつけました、売っているのは ハンドメイドの財布です。
その財布は殆どは札入れで、チャック仕様のものが多数です、そしてここの最大の特徴は その色や柄、素材の質感などの多数のバリエーションです。同じものがほとんどなく見ていて飽きないのです。
中にはエンボスのような立体加工が施されているようなものもあります。
実際にそれに手にとってよく見てもなんの素材でで作られているのかわからない、お店の方にお尋ねしたところ、素材はすべて建築資材の壁紙(クロス)なのだそうです。
それで合点がいきました。以前実家のリフォームをしたときに壁紙のサンプルを見せもらったのですが、その種類の多さに呆れてしまったのを思い出したのです、つまりあの膨大な種類の壁紙を自由に使って財布を作って売られている作家さんでした。
昔は革を使っていたそうですが、いろいろやっているうちにこの壁紙素材にたどり着いたそうです。
革細工で培った技術をもっておられるので、素材が変わってもしっかりしたものが出来上がっています。
現在は、ネット販売とこのように出張販売をメインにされているそうです。
革細工を続けていてもなかなかこの賑わいを作り出すことはできなかったでしょうね、いろいろなものにチャレンジしようとする気持ちがあったからこそ、壁紙に出会ったんだと思います。
以下が エーエムエー さんの サイトのURLです。