前回 手づくりフェアのレポートをしましたが、今回は出品展示ではなく店舗での販売商材として出ていたサンダルのキットを紹介します。
キットの内容はサンダルの底部分と紐部分で構成されています。そして底板の周囲に特殊な糸でステッチが施されているというものです。このステッチに紐を結び付けていくことで実際のサンダルを完成させるというキットです。
もちろん紐にアクセサリアイテムをつけたり、紐以外の布や、革なんかをうまく組み合わせればまったくオリジナルのサンダルが完成させることができます。
今はキット商材として販売されていますが、ぜひ材料として底部分、紐等を別々に販売をしていけばさらに面白いことになります。
これはありそうでなかった「手づくりのオリジナルサンダル」という世界を創造しているということで大きくアピール出来るのではないでしょうか。
日本では夏に履くものですが、サンダル自体が世界中で使われているものですからいっきに世界に広がる可能性のある商品だとおもいます。
またファッション素材であることもうまく利用すれば売り方、プロモーションの工夫次第で大きく付加価値が付けられます。
有名芸能人や有名デザイナーにデザインさせるとか、東京原宿あたりにアンテナショップをオープンさせて、その店で客がその場で作って履いて帰れるような企画をやればいっきに世界中に広がりそうです。
ただすぐに真似されてしまいそうなので特許を取得するなどして、「権利ものビジネス」にしないとまずいかも、などと心配もしてしまいました。
ぜひ大きなビジネスになることを期待したいですね。