著作権を守る


張り子の人形

高知から来られたビーズ作家、トンボをアレンジした作品が特徴で大阪のデパートでも結構な人気になっていました。

そんななか、明らかに先生と生徒さんと思われる4人ぐらいのグループが、その方のブースで作品をひととおり見学していった事があります。
そのときその作家が私に言った一言、

「きっと真似されるとおもいます・・・」

手づくりの作家と話をしているとよく出る話題が、盗用にあったというお話。

果たして手作り作家が自身の作品を盗用されないようするにはどうしたらよいか?
厄介なのが著作権侵害は裁判でしか相手の盗用行為を止めることができないので、多くの場合泣き寝入りになってしまうのです。

盗む人ってそういうことを良く知ってやっている。

そんな中で私が思う防衛方法が以下です。

1.販売の際は必ず注意書きを明示する
  「無断の写真撮影はご遠慮ください」も必要です
  
2.注意書き添えて販売
  注意書きの内容は

「この商品は著作権を守る仕組みを施していますので、デザインを盗用したり類似品を販売すると著作権侵害で訴えられることがあります。」

加えて自身の名前と連絡先を明記しておくこと、WEB等のアドレスでもいいでしょう。

3.ネットで写真を公開する際は 上記内容と転載の許可等が必要であること明記すること。

まずは、簡単に写真を撮らせないこと、盗用対策の基本。2も同様です。
つまり相手に警告する事で抑止力になります。

自身の連絡先を書くことに抵抗のある人は作家名とメールアドレス、またはBlogアドレスだけでも良いので明記すること。

ただ、販売後のことも考えるのが売り手の常識、自分の被害、盗用だけを主張するのはナンセンスだとおもいます。

2番めの仕組みについては次回お話しします。

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